俘虜記にある希望

私は兵士ではなかった。 私は一人だったから。 俘虜記にあるこの認識が、 私たちの「希望」です。 ティムは その瞬間、何かがいっぱいになる。 投げるな、という声。 投げるんだ、という声。 私たちは 集団にいるとき、 常にこの二つの声にまとわりつかれているのではないでしょうか。 集団には二種類ある。 一つは人をど…