【通りすがりの怪談】怪其之十四 ~近し存在~

怪談 ~近し存在~ 連日仕事に追われて多忙な日々を送る渡部。その日も新たな客先に挨拶に行くため、朝早くに自宅を出て最寄駅から電車に乗って客先の会社へと向かっていた。目的地の駅は様々な路線が乗り入れているターミナル駅で利用客が多い駅だった。電車を降りると客先の会社が入るビルがある方面の出口を目指して渡…