【通りすがりの怪談】怪其之百四 ~リセット~

怪談 ~リセット~ 一成は小学生の頃から、毎日欠かさず日記をつけていた。一日の終わりに文字を綴る行為は、一成にとって気持ちを整理し、翌日を迎えるための大切な儀式であった。几帳面な文字でその日に起きた出来事が全て記された日記は、一成の人生そのものと言っても過言ではなかった。 ある日の夜、いつものように机…