小津安二郎「浮草」

ひさしぶりの小津安二郎、どれにしよう か「浮草」を。いつもと少し違う、旅役 者の話、京マチ子がここにいるのはおか しい、といって持ち上げられているわけ ではない、座長の鴈治郎に惚れている。 だから豪雨の中の軒先の罵倒シーンが緊 張感あり、いい。 けど若尾文子はもっといい、ここにいる のはもっとおかしい、美…