第122回  手抜き妖怪“オリ・オラズ”の跋扈を許すまい

日本語の世界を“オリ・オラズ”という手抜き妖怪が跋扈しています。 報道番組で特にそれが顕著です。 “オリ”というのは、現代ではほとんど見られ(聞かれ、使われ)なくなった“オル”の一形態で、“オリ”と“オラズ”は“オル”から生まれた双子同士の“妖怪”だ−とたとえることができるかもしれません。 ニュース番組などに頻繁に…