032|『斜陽』太宰治|絶望の美しさ

2024.06.21 読了 気軽に読める作品ってあると思う。暇な時とかにサッと開いて読むような作品のことだ。そういう作品っていつ読んでも、どこから読んでもおもしろいのだ。 かつてのぼくにとってそれは『グレートギャツビー』だったり『月と六ペンス』だったり、『燃えよ剣』だったりした。 そんな話をするとふとある友人の…