055|『山椒魚』井伏鱒二|名作の衝撃

『山椒魚』井伏鱒二|新潮社(新潮文庫)|2024.10.3 読了 かつてぼくが志した文学というものの地平の端に、まだなんとなくでもすがりついていられるのも、開高健が好きだという背景があって、その開高さんが尊敬したのが井伏鱒二だ。本ってやっぱり繋がっていて、そういう鎖みたいなものをもっと形にできたらと思うのだけ…