僕が眠りについた後は

椅子の上、ゆっくりと揺られて止まらない時計の針を眺める 憶えているはずのない揺り籠の寝心地を、なぜだろう思い出す 初めて綺麗な心を取り戻せたとき記憶を旅する映画が目の前に流れ始めて たった一粒の涙が全ての笑顔を濡らしていく癒えたつもりで気にもしなかった傷跡はまだ傷んでいる そんな悔やむことばかりが映し…