KUROMIMIには本が足りない。
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連載小説・「アキラの呪い」(3)
前話はこちら。 kuromimi.hatenablog.com *** 姉をそのカフェで見つけたのは、誓って言うが偶然だった。そもそも大学近くのそのカフェに足を運ぶことすら久々だったのだ。普段行きつけのカフェはまた別にあったわけで。 ていうか、なんでこんな言い訳じみたことを俺が言わなきゃならないんだ。むしろ俺は晶を救ったのだ…