KUROMIMIには本が足りない。
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連続小説・「アキラの呪い」(4)
前話はこちら。 kuromimi.hatenablog.com *** 自殺現場を目撃した時の気分を思い出して、その場で吐いてしまいそうになる。体が揺らぎ、手にしたビニール袋を取り落としかけた。俺はいつまで平常を取り繕えばいいんだ?…永遠に?自分の弟がこんな気分でいることをあの人でなしが知ったところでなんとも思わないことはわ…