鎌 腹(かまばら) | 狂言共同社

山仕事を生業にする男(太郎)は、日ごろから働きが悪く怠け癖が抜けません。今日も妻から「早く山へ仕事に行け」と、棒や鎌を振り上げられては追い立てられるところを、仲裁人が見つけて止めに入ります。太郎は仲裁人の手前、思わず「この鎌で切腹してやる」と啖呵を切ってしまい・・・。今更後に引けなくなった太郎の、…