名もなき者の回想録

これは名もなきオタク、いや名がないのは不便であろう。この者を「J」と称し、一人称として「私」として述べる。「J」による追憶を通して「あること」について述べる。これより語られる「J」の回想録はフィクション、はたまたノンフィクションか、わからない。 文中「─(罫線)」を文頭と文末に用いて記述することがある。…