un journal
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こんな日はあの鰯雲ぜんぶ撃ち落そうこのボトルロケットで 違和 し――詩モドキ3
違和 鳥の声が時間を止めた しずけさの中でぼくは ふかく息を吸ってから 本を開いたゆびさきが かすり傷を負って ページがめくれない てのひらに息をふきかける こんな日はあの鰯雲 ぜんぶに見下されていて 川べりにうかぶ さびしさが嫉妬するようで 傷口からあふれ出る曼珠沙華 折り取って宙になげつければ 口ずさんだ詩…