捕囚以降の小章たち。世界史との交わりも |旧約聖書 エズラ記、ネヘミヤ記、エステル記 『聖書 新共同訳』

はじめに これまで旧約聖書で読み進めてきたものの、なんというか、印象は概ね神話的世界観、でありました。 しかしながら、列王記以降は世界史の中でも古代史に該当する部分との重なりが見られ、その点で突飛な英雄伝の風合いは影を潜めたといえると思います。 以下、今回読んだエズラ記、ネヘミヤ記、エステル記について…