猪瀬直樹『昭和16年夏の敗戦』を読んだ

昭和16年夏の敗戦 (中公文庫)作者:直樹, 猪瀬中央公論新社Amazon戦争の始まるいきさつを、関わる人間の心理や状況を克明に描きながら書いており、引き込まれた。 なぜ負けるとわかっているような戦争が始まってしまったのかよくわかる。東条英機と天皇のやり取り、総理になる前と後の葛藤がとても人間的で面白く読めた。20…