キーちゃん、合図をくれる

キーちゃんの肉体がこの家から消えてしまった夜は、哀しい夜でした。 いつもキーちゃんにしていたように、キーちゃんを足の間に挟んで撫でている体(てい)、とか、一緒にテレビを見ている体、とか、エアキーちゃんと過ごしていました。 すると、背後で爪とぎが突然パァァァンッ!!て鳴りました。 びびびびっくりして振り…