この人の、この1枚 『ジェスロ・タル(Jethro Tull)/スタンド・アップ(Stand Up)』

ジェスロ・タル(以下、タル)を初めて聴いた時の衝撃は今でも忘れられません。ブルースか、ジャズか、ロックか、フォークか、すべて当てはまるようで、すべて当てはまらない、不思議なバンドでした。イアン・アンダーソンのフルートとヴォーカルを前面に押し出した音楽は初めて耳にするようなロック・ミュージックでした…