書評「国家はいかに『楠木正成』を作ったのか」〜歴史上の人物の「イメージ」が成立していく歩み

当方「歴史上の人物はその実像の研究と並行して、同じ重みで『どのように語られてきたか、どんなイメージを持たれてきたか』の歴史が研究されてしかるべきだ」…と長年主張して参りました。 明智光秀がまさかの大河ドラマになって、これまで語ってきたこの話にも説得力が出てきたけど、過去記事で言うとこういう記事やまと…