デカルト作用圏によるプログラムの意味論 (たぶん、その1)

「=」は代入演算子だとして、次のような関数呼び出しを考えてみます。 f(y = x + 1, x + y) 変数xの値が2, 変数yの値が5の状況を例とします。引数を左から右の順で評価するなら、関数に渡る実引数は f(3, 5) となり、f(x + 1, x + x + 1) と変わりません。最初のyの値は破壊されます。一方、引数の評価が逆順、右から左な…