『散夏【完】』今嶌ろね - 魔法のiらんど

「また今度な」今度っていつだよ、と思う。 否が応でも折り重ねられる四季の中、この重なりにはもう二度と出逢えない。次の夏は茅野ではない違う誰かで、次の秋は消えた私の後継者なのだから。