SUNDAY LIBRARY:岡崎 武志・評『スウィングしなけりゃ意味がない』『おあとがよろしいようで』ほか | 毎日新聞

今週の新刊 ◆『スウィングしなけりゃ意味がない』佐藤亜紀・著(角川書店/税別1800円)  心躍る小説だ。1940年代、ナチス政権下のドイツ・ハンブルク。独裁の魔手が支配する空気の中、悪ガキたちが夢中になったのは、なんとジャズであった。