今週の本棚:内田麻理香・評 『雷鳴と稲妻 気象の過去、現在、未来』=ローレン・レドニス著、徳永里砂・訳 - 毎日新聞

 (国書刊行会・9504円) 気象と人間の関わりを記す美術書  大型台風、地震、記録的な猛暑……今年の日本も、さまざまな天災に見舞われた。人間は天文学や気象学を発展させ、災害に対処しようとしてきた。昔よりは被害を小さくできるようにはなったが、災害を前にすると、人間はいかに無力かがわかる。そんな気象と