今週の本棚:内田麻理香・評 『フェルメールと天才科学者 17世紀オランダの「光と視覚」の革命』 - 毎日新聞

 ◆ローラ・J・スナイダー著、黒木章人訳  (原書房・4104円) 天才つなぐ“人工の眼”  同じ年の同じ街に、二人の天才が生まれた。一人は日本でも人気の高い画家、フェルメールだ。もう一人は、微生物を初めて発見した「微生物学の父」、レーウェンフック。歴史と哲学を専門とする著者が、一七世紀のネーデルラ