新型コロナで「使えない」世銀パンデミック債 条件厳し過ぎ、途上国支援の目的果たせず | 毎日新聞

 感染症の世界的大流行(パンデミック)に備えて世界銀行が2017年に創設した途上国に対する資金支援制度が、新型コロナウイルスの流行後も使われないままになっており、「使い勝手が悪過ぎる」と市民団体などから批判を浴びている。資金を支出するための条件の厳格さが原因で、「制度設計の失敗」との声も出ている。