旧最高裁の大法廷に飾られていた3枚の聖徳太子の絵 日本画の巨匠が込めた思いとは | 毎日新聞
東京・霞が関に1974年まであった旧最高裁の大法廷に、彩色の大きな3枚の絵が飾られていた。題材は、聖徳太子。母に抱かれる幼少時、十七条憲法制定時、国内巡察時を描いた3部作で、裁判官に求められる「仁・智・勇」を示す。作者は、京都出身の日本画の巨匠・堂本印象(1891~1975年)だ。