リセット東京2020:東京五輪で2度立ち退き 「成功するはずない」背を向けた男性がいま思うこと | 毎日新聞

 来年7月に延期が決まった東京オリンピック。1964年と2020年の五輪の前、いずれも国立競技場の工事で2度、家を立ち退いた男性がいる。元雑貨店主の甚野公平さん(86)=東京都杉並区。住まいを奪われた悔しさから一度は「成功するはずがない」と背を向けた五輪だが、心の中では別の思いも育っているという。【