記者のこだわり:元受刑者が罪と弁済に向き合った記録「つぐなうために」出版 弁護士との往復書簡も | 毎日新聞

 20代で次々と犯罪に手を染め、刑務所で15年間過ごした男性(43)がこの夏、一冊の本を出版した。タイトルは「つぐなうために」(新科学出版社、1320円)。刑務所の中で初めて罪の重さを自覚して、「被害者に謝罪したい」との心境に至るプロセスが描かれている。加害者と被害者が関わり合うことで更生と被害回復