スクール・ウォーズの軌跡:伏見工の礎を築いた「泣き虫先生」元日本代表が語る「おやじ」の背中 | 毎日新聞

 恩師との出会いは1977年、中学3年の冬にさかのぼる。ラグビー元日本代表の大八木淳史さん(59)は、入学試験のために志望校の伏見工高(京都市伏見区、現京都工学院高)を訪れた際、校門の前でジャージー姿の男性に突然、声をかけられた。「ラグビーやらへんか」。がっしりとした体格の男性こそ当時の伏見工ラグビ