社説:大震災10年 原発のこれから 現実直視し政策の転換を | 毎日新聞

 燃料が空だきになり、メルトダウンした原発で次々爆発が起きる。環境中に放出された放射性物質が風に乗って広がり、住まいも農地も、森や川も汚染する。  東京電力福島第1原発の過酷事故から10年。あの時、人々の命を脅かし、生活を根底から覆す大惨事を目の当たりにし、「こんなことを二度と繰り返してはならない」