演劇 イキウメ「外の道」 意識に潜り存在問う=評・濱田元子 | 毎日新聞

 世界は、ふとした何かがきっかけで簡単に壊れていく。覚めない悪夢の先に希望はあるのか。意識の奥底にゆっくりと潜りこむ前川知大の新作は、人間の存在という哲学的な問いもはらみ、刺激的だ。