「政権与党」化した記者たちへ 政治ジャーナリスト後藤謙次さんの怒り | 毎日新聞
深く静かに怒っていた。政治ジャーナリスト、後藤謙次さん(71)。自民党を長く取材し、ニュース番組の解説ではその温厚な語り口がなじみ深いが、昨今の政治に、何より記者の劣化に憤りを募らせていた。「いつから政治記者は『政権与党』の一員に成り果てたのか」と。【吉井理記/デジタル報道センター】