「悪魔の詩」翻訳者殺害から30年 多才ぶり、今も輝き失わず | 毎日新聞

 「イスラム教を冒とくしている」として問題になった英国の小説「悪魔の詩」の翻訳者で、筑波大助教授だった五十嵐一(ひとし)さん(当時44歳)が学内で殺害されているのが見つかって12日で30年を迎えた。遺族や親しい人たちは20カ国語以上を操った五十嵐さんの多才ぶりをあらためてたたえるとともに、未解決のま