極限下で現れる人間の本性 ペリリュー戦漫画が問いかけるもの | 毎日新聞

 激戦地・ペリリュー島で終戦後も取り残された日本兵たちに何が起きたか。戦争の現実を描いた「ペリリュー 楽園のゲルニカ」シリーズの最終巻が7月29日に出版され、本編が完結した。単行本累計は約80万部と「戦争もの」としては異例のヒットとなり、アニメ化も決まった。作者の武田一義さん(45)は、玉砕戦そのも