「地震さえなければ」孤立の果て、足の不自由な妻を手に掛けた78歳 | 毎日新聞

 2016年4月に発生した熊本地震から1年後、熊本市内のアパートで男性(78)が同居の妻(当時74歳)の首を絞めて殺害する事件が起きた。男性は足の悪い妻を一人で介護していたが、地震で住まいが壊れたため転居を余儀なくされ、孤立して追い詰められた末に思わず妻を手に掛けていた。