社説:被爆2世の救済 健康不安は放置できない | 毎日新聞

 原爆被爆者を親に持つ「被爆2世」の訴えは、長崎に続いて広島でも退けられた。だが、長年抱え続けてきた健康不安を放置することはできない。  被爆者と異なる対応は法の下の平等に反し、国は立法措置を怠っているとして、2世28人が国に1人当たり10万円の賠償を求めた訴訟である。