その水は清らかか 原発処理水 漁に出る民俗学者のまなざし | 毎日新聞

 還暦を過ぎてから海沿いの町に移り住み、地元の漁師に弟子入りした男性がいる。民俗学者の川島秀一さん(70)。海と人との関わりを見つめ直したいと考えたのがきっかけだ。漁師の生活や文化を知れば知るほど、海の尊さとその存在の大きさを思わざるを得ない。海は清らかであり続けてほしいとの思いを強くしている。