温暖化の国際目標、30年代前半にもアウト IPCCが示す分岐点 | 毎日新聞

 持続可能な未来への窓は急速に閉じつつある――。国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が20日公表した第6次統合報告書は、地球温暖化の悪影響が世界中に及び、気温上昇を抑える国際目標の達成も瀬戸際に立たされている現状を浮かび上がらせた。脱炭素化や被害軽減のための「適応策」強化は一刻の猶予も許さ