社説:「同志国」軍に装備供与 なし崩しの拡大を危ぶむ | 毎日新聞

 戦後日本が堅持してきた平和国家の理念に関わる問題だ。防衛装備品の外国への供与がなし崩しに拡大することにならないか。懸念が拭えない。  途上国の軍に装備品などを供与する、新たな無償資金協力「政府安全保障能力強化支援」(OSA)を岸田文雄政権が創設した。