「日本人なのに不法滞在と宣告されました」 国籍法問う教授の闘い | 毎日新聞

 「あなたは不法滞在の外国人です」。大学教授の50代女性=京都市=はある日、いきなり国からそう宣告された。両親は日本人で、自分も日本で生まれたのにだ。日本のパスポートも発給されず、今も海外に出られない状態が続いている。「時代遅れ」とも言われる国籍法の規定がすべての原因だった。