非行少年の6割「家族から虐待を受けた」経験 23年犯罪白書 | 毎日新聞

 法務省は8日、非行少年の幼少期の逆境体験を初めて分析した2023年版の犯罪白書を公表した。全体の約6割が家族から身体的な虐待を受けたと回答しており、法務省は一定数はトラウマを抱えた状態が続いていると分析。「複雑な家庭環境の早期把握と、保護者を含めた地域の支援が欠かせない」と指摘した。