手話通訳者不在 「取り残された」裁判傍聴席の聴覚障害者 | 毎日新聞

 障害者らが不妊・中絶手術を強いられた旧優生保護法を巡り、国に損害賠償を求めている聴覚障害者の女性が6月、福岡高裁での同種訴訟を傍聴するため、福岡市に手話通訳者の派遣を求めたところ、市から裁判の当事者ではないとして断られた。市は、聴覚障害者が裁判を傍聴する際の対応については「裁判所が実施すべきだ」と