社説:自民裏金問題と野党 政治改革の実現へ結束を | 毎日新聞

 野党の存在意義が問われる局面である。自民党派閥の裏金事件で国民が政治不信を募らせている。国会審議を主導して、政治改革に向けた道筋を付ける時だ。  「政治とカネ」が一大焦点の国会で、岸田文雄首相の施政方針演説に対する各党の代表質問が衆院で行われた。立憲民主、日本維新の会、共産、国民民主の野党4党が、