社説:水俣病懇談の発言制止 環境行政の原点忘れたか | 毎日新聞

 公害被害の救済を所管する官庁としてありえない行為だ。  水俣病の患者・被害者が、熊本県水俣市で伊藤信太郎環境相と懇談した際の出来事である。時間超過を理由に、環境省の担当者がマイクの音を切り、患者団体代表ら2人の発言をさえぎった。