社説:ハンセン病投薬「実験」 人権侵害の検証が不可欠 | 毎日新聞

 国の隔離政策で人権を侵害されたハンセン病患者を巡り、新たな被害の実態が明らかになった。  熊本県の国立ハンセン病療養所「菊池恵楓(けいふう)園」で、太平洋戦争中から戦後にかけ、開発途上の薬を多くの入所者に投与する試験が実施されていた。