食いしばった歯。

人がふさわしい魂を相手に得て、その中に言葉を知とともに蒔いて植えつけるとき、その言葉のもつ種子からは、また新たな言葉が別の新たな心の中に生まれて、つねにそのいのちを不死に保つことができるのだ 『パイドロス』(276A,E〜277A) ”プラトンの哲学” 藤沢令夫 岩波新書 より言葉に魂がこもった状態、あるいは…