想いを馳せる-池田晶子 ”最後からひとりめの読者による「埴谷雄高」論”

ほぼすべての池田さん単独名義(一部文庫化本は除く)を、池田さんの”魂の発現”、あるいはハリーポッター的に言うのであれば”分霊箱”として所持させていただいている僕であるが、唯一、といっていい不所持の本であったこの本をアマゾンにて古書価にて購入した。実はこの本の購入は、絶版本であるが故に高価であること以外…