前半長すぎ、と思ったけど撤回。 恐怖の報酬(1953年版)

『お前は運転し、俺は怯える。2000ドルは恐怖の報酬だ』 前半は倦怠感と焦燥感。それが、後半の緊迫感の伏線となって最後は無常観へ。 初見の時は前半の1時間がやけに長く感じましたが、人物関係を理解した上で再見したら、このバランスがベストだと分かりました。 「恐怖の報酬」 (1953年/アンリ=ジョルジュ・クルー…