エロスの果てのタナトス。 胎児が密猟する時/犯された白衣

ちょいと海綿体でも充血させちゃろか、などという動機でこの映画を観たら突発的に死にたくなるかもしれません。裸一杯、絡みもそこそこ。でも、そこにあるのは抜き身のナイフ。無視するか、手にとって誰かを傷つけるか、それとも自分を刺すか・・・恐るべし若松孝二。 「胎児が密猟する時」(1966年/若松孝二監督) 子作…