パリス邸にて3 街へ

カップに、ミルクと 自然な苺の香りがふんわりする熱いお茶が つがれました。 「にゃにゃ-のことだけれど。」 と、パリスおばさまは 話します。 「‘ カミガミへの ともしび ’ が 空に見えていたからじゃないかしら。」 ‘ カミガミへの ともしび ’ って、なんのこと? と、思ったとたんに、 ‘ てんたい げんしょう ’ と、は…