直前のメッセージを送らせていただいたものです。文字数の関係で最後の方が駆け足になったので補足します。 確定記述では意味が確定できない、というのは、「夏目漱石はXである」のXを無限に代入したもの(X=a,b,c,…)が、「夏目漱石」であるとすると、「夏目漱石はaではなかったかもしれない」という文が成立することを説明できない、ということです。なぜなら、確定記述の世界観では「aである人がaではなかったかもしれない」という文になってしまうからです。 最初ツイートを拝見した時は、それで理論に何の問題も来さないのに何でそんなことを指摘しているんだろうと思っていましたが、年号や人名のようなものとして哲学の概念を考えているからなのかなあと思い、納得しました。そういう人にこそぜひ『訂正可能性の哲学』を読んでみて欲しいです。 | マシュマロ

鈴木盲点さんの回答「長々と…ありがとうございます。 Xに何か夏目漱石の属性を代入した際、それが夏目漱石と確定させるものでなかったら、固有名と同じ唯一の対象を指し示すという機能を果せないので、問題ありと感じました。これだと反実仮想をした際に固有名とは違う振る舞いをするということの意外性に欠けます。また、…